海外ドラマのいいわけ

いいわけばかりの人生をすごしてきた

酒が入ると英語ができるようになる現象に名前をつけたい

あいも変わらず不自由な英語を使う日々を送っている。

でも、なぜだろう、僕の英語はたまに覚醒することがあるのだ。

いつそのことに気づきはじめたのかな。

あれは確か大学院時代に通っていた時だったように思う。

つい先日もそれを実感した。

それに今ブログを書いているまさにこの瞬間も、不思議な力が僕の英語力を上げているように思う。

 結論から言おう。

酒だ。

酒の力が僕の英語を強くする。

 

 

初めてこのことに気づいたのは、学生時代だ。

留学生たちととある合宿に参加したことがあるのだが、日中の会話は聞き取れない、お話できない、まるで役に立たなかった。

そんな僕が、夜酒を飲みながらの会話になると途端に順応できたのだ。

とは言いながら、そのことに気づいたのは次の日の話で、とある韓国人の女の子に

「私、あなたがあんなに饒舌に英語を話すなんて知らなかったわ」

と言われたからだ。

他の留学生にも同じようなことを言われたからおそらくそうだったのだろうが、とうの本人は全く記憶がなかった。

なぜだろう。

酒を飲みすぎたからか。

それとも、例によって「英語の記憶力」の問題か。

両方な気がしているが、やはり前日何を話したかはついぞ思い出すことができなかった。

 

そして最近、こちらの仕事仲間と酒を飲む機会が増えてきた。

飲みニケーションという言葉は嫌いなので、チームビルディングと呼ぼう。そういう時も必要だ。

ここだけの話、普段の僕は日本人よろしく、わからないことがあってもニヤニヤしているだけの怪しいやつだ。彼らが何を言っているのか、いまいちわからないことが多い。

 

それでも酒の場になると、どうやら会話が成り立っているらしい。普段なら思いつかないような言い回しも使えている。多少のユーモアのセンスもあるようだ。

伝聞系になってしまうのは、これもやっぱり翌日彼らからそう言われるからで、とうの本人は何も覚えていない。何せ大事な会議のことも英語だと覚えられないのだ。

 

もういっそ、これは何かの病気なのかとすら思えてくる。脳の検査を受けた方が良いのかもしれない。

 

ついさっき、アメリカの金曜夜に、1人バーで酒をしこたま飲んできた。

するとどうだろう、今、このパソコンと向き合っている瞬間にも、普段決して聞き取れることのない洋楽の歌詞が聞き取れるではないか・・・!

この現象は何か理由があるのだろうか。

あるのだとしたら、誰か教えてはくれないだろうか。

ここに何か、英語上達の秘訣があるような気がしてならない。